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- 【上位層は1問が受験結果を分けた可能性も。2024年度愛知県公立高校入試傾向分析~国語大問1(説明文)~】
【メディア取材】 名古屋市の守山区と尾張旭市の密着メディアである【とちかつTV】さんに、当塾を取 材して頂きました。 サムネにある小中学生の塾選びのポイントだけでなく、教室や授業の様子、通塾生の成績推移、当塾の説明など、ぎゅっとまとまった動画となっています! ご興味の方は是非ご覧ください!! 目次 この記事で取り上げる入試問題の範囲について 設問の分析と求められる考え方・知識 成績層別難易度について 成績層別傾向と対策:中位~下位層 成績層別傾向と対策:上位層 記事作成者と関連情報について 【この記事で取り上げる入試問題の範囲について】 さて、2/22に2024年度愛知県公立入試が実施されました。 今回、昨年度からマーク模試になってばかりということで、これから受験を迎える愛知県の生徒さんや保護者様は気になっているところかと存じます。 昨年度と今年度とを比較して傾向が推察できるところも出てきましたので、記事にしていこうと思います。 本記事では国語の大問1⃣について書いていきます。 【設問の分析と求めらえる考え方・知識】 上の表は、ザックリですが、講師が実際に大問1を解いてみて、必要となる考え方や知識をまとめた表になります。 これをもとに、難易度の変化にいて考え、各設問を個別に見ていこうと思います。 【成績層別難易度について】 <中位~下位層:易化、上位層:難化> 言葉は硬い文章ですが、癖がなく読みやすい文章でした。 (1)~(4)はほぼ瞬殺問題で、(6)も選択肢吟味の基本が身についていれば問題ありません。 つまり、(5)以外は易化です。 ですので、中位~下位層では易化と判断しました。 逆に上位層は満点を前提とした時に、かなり苦しい問題だったと思います。 とにかく(5)の問題が難しく、どう考えたら良いのかという思考のツールを保持していなかった生徒さんが多いのではと予想されます。 ここが最大三点の差がひらきになり、並べ替え故に、ひとつの誤答で芋ずる式に失点するタイプの問題だったので、受験の成否を分ける問題になったと思います。 【成績層別傾向と対策:中位~下位層】 各設問毎に ☆<ーーーー> の形で、対策ポイントを整理してあります。 (1)は指示語なので直前からさかのぼって指示内容を探すという、基本のキの問題です。 ☆<指示内容のサーチ方法を知っておきましょう> (2)文中の語句の穴埋めですが、挿入する先の文が前文の言い換えとなっていることに気付くかどうかの問題です。 ☆<説明が長くなった場合、抽象度の高い一般論として言説をまとめるという書き手の基本ルールを知っておきましょう> (3)中位~下位層では差が付く問題でした。エが用意された誤答のエースです。 よくあるのが、”本文と合致するワードの量が多い選択肢が正答として見えてくる”という悪癖です。 それが発動して間違えた人が一定いると思います。 傍線部を含む3⃣段落前半だけで考えると間違えますが、後半も読めば「合理的であることは効率的である」が即否定されることが分かります。 ☆ <選択肢は、”部分分解して、胡散臭いパーツから優先して正誤を確認する”という基本ルールを知っておきましょう> (4)こちらも差がつく問題でした。 指示語の問題ですが、(1)で使った基本ルールだけでは足りないからです。 <指示語を含む文内容から前文の内容を”想定して本文サーチする>必要があります。 何を探しているかも分からないのに、ひたすら探してはダメです。 思春期であっても、問題を解く際はダメです。 ” 手元に鍋があって、トイレに収納場所を探しに行く人はいません。” 手元にあるものがなんなのか、まずは確認しようというタイプの問題です。 具体的には、挿入文=「このとき、~科学と合理性を~自らの判断”において”信じているのではない」→「”別の判断において”信じている」=前文、という論理式を作り、前文の「甘受する(受け入れる=信じている)」で瞬殺します。 ☆ <指示語を含む文内容から前文の内容を”想定して本文サーチする> (5)難問です。この問題だけレベルが違います。 あてずっぽうで答えだけ書いた方が正答率は高いかもしれません。 時間が余ったら考えてみましょう。 ☆<白紙じゃなきゃOK!!> (6)(3)と同じく選択肢吟味です。 解法は同じく、<選択肢は、”部分分解して、胡散臭いパーツから優先して正誤を確認する”という基本ルールを知っておきましょう>となります。 ア、ウ、オは画像のように瞬殺されますが、イ・エの吟味で差が付きます。 二択で迷うのが定番で、解法は<”ケチ”をつけにくいものの比較検討>です。 この場合、「具体例の共通性を”自分の主張につなげる”」「具体例を”交えながら”自説の説明」なので、後者エがケチが付きにくいです。 ☆<二択で迷ったら”ケチ”をつけにくいものを残す> <対策まとめ> 国語の解法は他教科と比べて数は極端に少ないですが、”解法として明示がされません”。これを”感覚で処理”できる人はいいですが、できない人は”解法を認識して意識的に使う”ことを心がけて欲しいです。 【成績層別傾向と対策:上位層】 (5)に尽きます。 生徒の本文に対する感想の発言が5つあり、発言を正しく並べ変え、その内2つの正しい位置を答える2点問題の出題が続いていました。 これが6つを並べ替え、3つ正しい位置が問われる3点問題に変化しています。 来年度も6・3・3になるかは不明ですが、同傾向の問題が出ると予想されますので、上位層は対策必須です。 画像でも示している通り、<”キーワード”による順番の推察>が解法となります。 まず、この考え方が分かっていないと”国語なんとなくできちゃう系”の人でないと厳しいです。 解法をまずは認識しましょう。 当然、<段落最初の接続語や指示語>というのは押さえていると思いますが、その例外にあたる選択肢がア・ウ・オです。 アは先頭でなく一行目後半に指示語があります。 ウは接続語や指示語がありません。 オは接続語や指示語ではなく「確かに(形容動詞連用形)」です。 アとオに関しては「段落頭」と「指示語と接続語」というのを絶対視しないようにしましょう。 つながりを示すキーワードですから、品詞や位置は限定されないはずです。 過度にマニュアル化せず応用が利く形で頭に入れておきましょう。 ウは、接続語や指示語がない→”意味不明”ではなく、”逆に先頭だ”という考え方です。 アとオへの考え方と同様に、丸暗記でなく応用の利く形で意識できているかが問われています。 また、解法が意識できていたとしても、それなりに難度が高い問題です。 入試対策として特別にトレーニングするか、普段から”つながりを示す言葉”を意識しておくことが大事です。 まだこのタイプの問題は蓄積が少なく、対策がし辛い状況です。 普段の読解問題を解く際に、指示語や接続語はもちろん、他のつながりを示す言葉を見つけたら、丸をつけて「どことのつながりを示すだろうか」と考えてみるなり、日常的なトレーニングの一環として取り入れていくことをお勧めします。 並べ変えなので、1つ間違えば3つ間違えて3点の差がつく場合もあります。 更に酷いと、膨大な時間をここで使い、他の問題に使う時間が減って、解き切れなかったり、精度が落ちて失点がかさんでしまうという二次被害も十分あり得ます。 解法の原則を理解して、その上で精度高く使えるようにトレーニングしていくことが必要になると思います。 ☆<つながりを示すキーワードは、文の途中に現れたり、色々な言葉が存在することを前提として意識する> ☆<同種の問題や普段の演習時に意識してつながりを追うトレーニングを行う> 【守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について】 名古屋市守山区の小幡駅の南にある塾です。 <プロ講師が教える個別指導塾>「守山個別塾ーモリコベ!ー」 瀬戸街道の城下交差点から東へ50メートル。小幡・苗代・廿軒家・千代田橋学区などが主な通塾エリアになります。地元高校生の指導も行っています。 随時、無料体験授業を実施しております。小学生(4年生から)、中学生、高校生(英語・現代文・古文・漢文)に指導を提供しておりますので、ご興味の方は是非ご利用下さい。 ☆HPの確認は下記ボタンをクリック ☆教室の場所の確認は下記ボタンをクリック ☆無料体験授業、その他お問い合わせは下記ボタンをクリック
- 【中学生】一番取り返しが効きにくい科目は英語【学習のポイント】
目次 集団塾からの転塾者。立て直し中も、英語で大苦戦 2021年英語教科書改訂の概要 中学一年生のU1で3種の英文を全てマスターという高すぎるハードル 英語は”慣れ”が必要な科目 漢字は表意文字でありアルファベットは表音文字 英単語が中々覚えられない子はアルファベット文字列のモジュール化ができていない 結果英語の躓き解消にはかなりの時間が必要になる 守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について 【集団塾からの転塾者。立て直し中も、英語で大苦戦】 以前記事にした生徒さんのその後の内容から、英語学習、特に単語学習について記事にしてみようと思います。 お子さんの英単語学習に懸念があったり、なんとなく英語が苦手な気がするといった保護者の方に、何か参考になればと思います。 ・以前の記事はこちら → 集団塾がミスマッチになった典型例の中学生ー塾のミスマッチを防ぐにはー もう、英語が大苦戦です。 英語で躓いている生徒さんは、一年生のU1の段階からダメな事が殆どです。 1学期中間テストを終えた中1生の保護者様向けに書いた記事も、こういったことが念頭にあるからです。 ・上記記事はこちら → 【中学1年生の保護者様向け】1学期中間テストでは、英語の結果を気にして下さい。 以前よりも英語を苦手とする生徒さんが増えた という実感があります。 具体的には 2021年の教科書改訂を前後として変化が起きています 。 【2021年英語教科書改訂の概要】 2021年の教科書改訂は、ざっくり、以下がポイントです。 ・「読む」「書く」重視から、「話す」「聞く」を重視 ・「話す」「聞く」を重視するが、単語量や文法事項は減少するどころか増加(使役動詞let、仮定法)し、結果授業スピードが速くなった ・小学生時点での英語が必修化され、中学英語との連動を念頭にカリキュラムが設計された ・小学校の英語も「話す」「聞く」が重視され「読む」「書く」は、ほぼ触れられない ・結果、文法も語彙も理解しないまま中学生の英語学習がスタートする ぱっと見ても、きつくなったのはお分かり頂けると思います。 【中学一年生のU1で3種の英文を全てマスターという高すぎるハードル】 前項では教科書改訂に伴う学習量の増加と授業時間の相対的な現象を確認しましたが、もう少し細かい視点で見ていきます。 個人的に、一番問題だなーと思っているのは、中学一年生のU1の内容です。 記事にもしていますが、be動詞/一般動詞/助動詞という英語の3種の文を全てここに入れ込んでしまっているのです。 2021年以前は、これらは中学1年生の間、じっくり1年間をかけて学ぶ内容でした。 1年生の終わりごろに”助動詞can”が出てきた覚え、ないでしょうか。 カリキュラムの構成としては、「小学校で習った3つの文について、一旦復習をしましょうね」という意味合いだと思うのですが、先述したように小学校英語も「話す」「聞く」偏重なので、 殆どの生徒さんにとっては実際には「初見殺し」の高い壁となっています。 そして、初っ端から躓いてしまい、速い授業スピードであれよあれよと時間だけが過ぎてしまうというパターンが多いと感じています。 【英語は”慣れ”が必要な科目】 前項で述べたことと冒頭の英語立て直しの話がリンクして、「中学一年生の初めから」学習を再開せざるを得ないということになる訳です。 つまり、復習を開始した時点で、受験までの残り時間が既にかつかつの状態となる訳です。 具体的には、冒頭の生徒さんの場合は二年生の5月からスタートですから、半分とは言わないまでも”ほぼ半分”の学習期間で立て直しと同時並行で二年生の内容を理解していかなくてはならない状態が出現したんです。 さらに問題を重くしているのが、英語は”慣れ”が必要な科目であるということです。 この”慣れ”とは、言語の背景にある「結論ファースト」や「長い修辞は後ろ送り」、「語順で文意を制御する」などの”言語的性格”もあるのですが、 一番は”単語が覚えられるようになる頭に調整する”という部分です。 【漢字は表意文字でありアルファベットは表音文字】 英単語が分からなければ、文意がさっぱりというのはご納得いただけると思います。 例えば「守山区役所、行く、欲しい、私」 これで文意はなんとなく分かります。単語の知識さえあれば文意は取れるため、とっつきの部分をつくることができます。 その意味で、単語の和訳が重要だと思っています。 一方で、英単語を覚えらえるようになるまで、一定の学習期間が必要だと感じるのです。 これは、生徒さんを見ていても思いますし、私自身もそうでした。 で、見出しの話なのですが、小学校まで一生懸命覚えて、テストをして、と繰り返してきたのは「表意文字である漢字」なんですね。意味を持った記号やその複合なんです。 一方でアルファベットは表音文字です。これを覚える訓練って、実は小学校ではほぼしていないんです。 日本語では「仮名」が表音文字ですが、小学校に入って一覧表で語呂合わせのように覚えます。英語と異なるのは、日本語は仮名の組みあわせで意味を作り出す言語ではなく、漢字が主に意味を持ち、送り仮名などの”調整”として仮名が使われる訳です。 要するに、表音文字の組み合わせを意味を持ったまとまり=語として覚えるということを、中学一年生になるまでに一度も行わないということなんです。 さらに、英単語のスペルを見ても発音が分からないという問題もあります。 基本ローマ字読みをしてしまう訳です。 ・teacher→テアチェル 音に変換できない訳ですから、覚える際に重要な「視覚」「聴覚」「触覚」の内、一つを遮断されてしまうので、難易度は当然上がります。 これらの問題に対しては、 時間をかけて、一生懸命単語を覚えるという作業を行って”慣れ”を作っていくしかないと思います。 ”慣れ”とは先の例でいえば、こういったことになります。 ・”ea"→”イー”、”ch”→”(かすれる)チィ”、"er"→”アー” という大まかな音の部分 ・”er”→”~する人やモノ” という意味の部分。 ・"ly”→副詞化、”ful"→形容詞化、”un,dis"→否定、”re”→再び なども、この手の話です。 つまり、表意文字で構成された単語を『音/意味の単位でモジュール化して、知識として獲得する』ということが必要とされているんです。 この知識が溜まり出すと、覚えようとする単語に音/意味の単位のモジュールを適用して、”理解”で意味判断を行う文字列と”暗記”で対応する文字列に分けることがで、単語知識の獲得スピードが圧倒的に上がります。 【英単語が中々覚えられない子はアルファベット文字列のモジュール化ができていない】 先の項で述べた”慣れ”=アルファベット文字列のモジュール化は、当然学校で教える内容に入っている訳もありません。 基本的に、生徒さん個人が英単語を覚える作業をする中で気付き、知識として獲得していくものです。 「あれ?このアルファベットのセットて、他の単語でも見たぞ。あの発音の仕方は・・・」 こういったイメージですね。 これができる子は英語が苦手になりにくいと思います。 よって、様子を見ていて英単語の覚えが良くないな、という生徒さんにはこの「アルファベット文字列のモジュール化」の話をします。具体的には単語の一覧に対して、モジュール毎の音と意味を伝えていき、まずはモジュール毎の音と意味を既に覚えている単語から適用していくことを話します。 ただ、かなりの知識量が必要なので、英単語を覚えるスピードが速くなるには、やはり相応の時間が必要になります。 他の科目は”理解”や”暗記”から入れますが、英語は”暗記”のための”モジュール知識の暗記”から入らなくてはならない訳です。 必然、学習に必要な時間はどうしても多くなります。 【結果英語の躓き解消にはかなりの時間が必要になる】 この”慣れ”の必要性によって、やはり英語の立て直しは時間がかかります。 冒頭の生徒さんも、夏の間に1年生の単語と2年生の一学期期末から次の中間テストまでの英単語にアプローチをしていますが、2ヶ月半かけても進捗は芳しくないです。 一年生の単語はやっと一周目が終わりに近付いたところですし、二年生の単語は和訳に限定しているにも関わらずどんどんスケジュールから遅れています。 一方で、一年生の英文法についても中々進んでいませんし、疑問詞・代名詞・不規則過去形といった暗記対象もようやく手を付けだしたといった具合です。 更に、他の科目の時間の浸食してしまっており、全科目に遅延が発生しています。 結構、しっちゃかめっちゃかになっています。 二年生の文法ですか?そんなものは遥か先ですよ。 ちなみに、本人が怠けているかというと、そうではありません。本人なりに、一生懸命に取り組んでくれていると思います。 それでも、このような状況になってしまうということです。 といった具合に、英語は本当に立て直しが困難な科目になります。 英語の躓きについては、他科目よりも神経質になって欲しいと思います。 早期対応が鉄則です。 お子さんの状況次第で、早目に手を打ってあげて欲しいと思います。 また予防策として、小学生の内から、単語や文法の学習を先取りしてあげるのもお勧めです。 【守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について】 名古屋市守山区にある<プロ講師が教える個別指導塾>「守山個別塾ーモリコベ!ー」のブログです。 瀬戸街道の城下交差点から東へ50メートル。小幡・苗代・廿軒家・千代田橋学区などが主な通塾エリアになります。地元高校生の指導も行っています。 随時、無料体験授業を実施しております。小学生(4年生から)、中学生、高校生(英語・現代文・古文・漢文)に指導を提供しておりますので、ご興味の方は是非ご利用下さい。 ☆HPの確認は下記ボタンをクリック ☆教室の場所の確認は下記ボタンをクリック ☆無料体験授業、その他お問い合わせは下記ボタンをクリック
- 【愛知県公立高校入試】過去問の蓄積がない問題【英語は傾向激変】
目次 問題傾向の大幅な変更に伴う問題点 一番問題なのは・・・英語 神奈川県の公立英語入試問題がおすすめ 問4、6、7、8がおすすめ まずは愛知県の2年分を解き神奈川県の過去問を解こう 入試過去問に取り組む時期はいつから? 守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について 【問題傾向の大幅な変更に伴う問題点】 愛知県公立高校入試は令和4年度からマークシート化の影響で、一部の科目で大きく傾向が変化しています。 弊塾のブログでも令和5年度の問題分析を記事にしていますが、傾向を把握したうえで、そこから問題になってくる点もあります。 それは、過去問の蓄積が2年分しかない点です。 これは結構クリティカルな問題になります。 令和3年度までは、A日程B日程という形で、1年につき2つ過去問があった訳です。 これは、「慣れ」を作るのに十分な蓄積量でありました。 一方で、令和6年度の受験生には、令和4年度と5年度の2年分しか演習ができない訳です。 これはきつい。 この問題への対応をどうしていくかを書いていきます。 【一番問題なのは・・・英語】 傾向が一番変化したのは英語です。 もう、求められている力が全く違います。 並べ替えなど、一部文法の知識が求められる問題もありますが、本当にごくわずかです。 とにかく、読解力が必要であり、そのベースになる知識は単語・熟語力です。 ベースの知識は教科書で使用されたものをきっちり拾っていけば良いですが、「慣れ」を作るためには、ある程度の問題演習量を確保しておく必要があります。 この「慣れ」が必要と思う問題ですが、特に大問2や4のグラフや表を使った問題は慣れておきたい問題です。 【神奈川県の公立英語入試問題がおすすめ】 この問題については、他県の公立高校入試問題を使うしかないかなということで、いくつか見当をつけて探してみました。 結果、神奈川県の公立英語入試問題がお勧めです。 神奈川県は愛知県に先行して、2017年度からマークシート化をしており、十分な過去問の蓄積があります。 ※令和5年度神奈川県公立高校入試は こちら 【問4、6、7、8がおすすめ】 神奈川県の公立入試問題の中で、問6、7、8がおすすめです。 グラフや表が含まれた読解問題となっており、傾向としては良く似ています。 また、問4が並べ替え問題となっており、こちらも愛知県の公立高校入試対策として使えます。 ピンポイントで絞れば上記になりますが、他の問題も愛知県の入試対策として十分取り組む価値がある問題です。 唯一あまり貢献しないかなというのが、問5です。英作文だからです。 英語の中で一番難しい問題種ですし、愛知県では出題されなくなったので取り組む必要はないでしょう。 問5以外を愛知県公立高校入試の対策として取り組むと良いです。 なお、レベルは神奈川県の方が圧倒的に高いです。(その分受験者の平均点も低いですが) 逆に言うと、神奈川県の問題で慣れておけば、かなり自信をもって愛知県の入試に臨めることになります。 【まずは愛知県の2年分を解き神奈川県の過去問を解こう】 入試対策としては、まずは愛知県の2年分を解きましょう。 それ以前の問題はかなり傾向が違うので、神奈川県の問題へ移行するのがおすすめです。 過去問は3年分や5年分が多いので、愛知県の令和3年度以前の問題も収録されていると思います。 令和3年度以前の問題は、傾向を把握したうえで選んで解くと良いと思います。 英作文は出ませんからね。取り組む必要はないです。 【入試過去問に取り組む時期はいつから?】 過去問に取り組むタイミングは、人によりまちまちです。 ですが、早い人でも2学期期末テストまでは学校の評定に全力で構いません。 十分間に合いますので、まずは少しでも評定を上げることをがんばってください! 【守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について】 名古屋市守山区にある<プロ講師が教える個別指導塾>「守山個別塾ーモリコベ!ー」のブログです。 瀬戸街道の城下交差点から東へ50メートル。小幡・苗代・廿軒家・千代田橋学区などが主な通塾エリアになります。地元高校生の指導も行っています。 随時、無料体験授業を実施しております。小学生(4年生から)、中学生、高校生(英語・現代文・古文・漢文)に指導を提供しておりますので、ご興味の方は是非ご利用下さい。 ☆HPの確認は下記ボタンをクリック ☆教室の場所の確認は下記ボタンをクリック ☆無料体験授業、その他お問い合わせは下記ボタンをクリック
- 【中学1年生の保護者様向け】1学期中間テストでは、英語の結果を気にして下さい。
目次 中学1年生の1学期中間テストで大事なのは・・・英語! be動詞、一般動詞、助動詞の文法が英文法の幹とはどういうことか なぜbe動詞、一般動詞、助動詞の文法の理解度について確認が必要なのか 守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について 【中学1年生の1学期中間テストで大事なのは・・・英語!】 ※はじめに、この記事で触れる内容は、「小学生の時から英語文法も含めて既に学習済み」というお子さんには当てはまらないので、そういった方にはあまり役に立たないことはご留意ください。 前回、中学3年生の1学期中間テストについて記事にしましたが、 今回は中学1年生の1学期中間テストについて書きます。 中学3年生と違い、初めてのテストですし、それほど差し迫ったものはないですが、 それでも気にしておいて欲しい科目があります。 英語です。 理由は、「中学で習う英文法の50%が終了」したからです。 ・・・いや、言い過ぎたかな。40%ぐらいでしょうか。 (なに言ってんだこいつ???) 思われるている気がしますので、言い方を少し変えます。 英語における文の種類の区分としては、5文型が有名です。 ですが、5文型は中学では系統立てて習いませんし、それよりなにより超大事な区分があります。 1.be動詞文 2.一般動詞文 3.助動詞文 これです。 (be動詞のisやdoesが入らないものの) 全てU1の内容で、おそらくどこでも1学期中間テストの範囲かと思います。 それぞれの肯定文、疑問文(+返答) 、否定文で、合計9つの文。 これは、「幹」なんです。 このタイミングで「ぶっとい幹」を生やせていれば、後の英文法の学習は、かなり楽になります。 【be動詞、一般動詞、助動詞の文法が英文法の幹とはどういうことか】 例を挙げます。 1年進行形の学習→「be動詞ね~」 2年受け身の学習→「be動詞ね~」 2年未来形の学習→「be動詞と助動詞ね~」(be going to)/will 2年must,may,should,would,could,have to→「助動詞ね~。haveだけ一般動詞ね~」 と、こんな感じでしょうか。 そして、文を習えば、当然に「疑問形」「否定形」といった変化を文法知識として確認される訳です。 また、3年生の分詞は進行形と受け身という2つのbe動詞文から派生します。 You are running . You are loved . 進行形と受け身が「be動詞+形容詞」ということを理解していれば、分詞の単元は下記2つを理解して完了なんです。 「形容詞なんだから、名詞も修飾するってばよ」という「既知の知識」 「痛くなったらすぐセデス♪長くなったら名の直後♪」という「鎮痛剤のメロディー」 You are cool .(主語は 形容詞 の状態だ ) a runnig dog .( 形容詞な 名詞) You are loved .(主語は 形容詞 の状態だ ) a loved dog .( 形容詞な 名詞) 逆に、今回のU1の知識と関係性が薄いのは下記ぐらいでしょうか。 名詞関連(冠詞・代名詞・動名詞) 接続詞 関係代名詞 仮定法 どしょっぱなの1年生の1学期中間の範囲を、なぜ「幹」と表現したか。 お分かりいただけたでしょうか。 【なぜbe動詞、一般動詞、助動詞の文法の理解度について確認が必要なのか】 それは、この 中学1年生のU1の文法きっちり覚えきらないまま2年生になり、3年生になり、そして高校生にまで行ってしまう生徒さんまでいる からです。 流石に通知表4以上の子ではあまり見ませんが(中1の1学期通知表の4以上は当然除外します)、 通知表1,2どころか3でも、かなりの割合であやしい生徒さんがいると思います。 モリコベ!でも、こんな動画を 用意していますが、学年問わず、大活躍します(泣) だからこそ、逆に差をつけられるとも言います。 一度問題と答案を見比べて、be動詞文、一般動詞文、助動詞文のルールをちゃんと理解して使えているのか、確認して頂いて、怪しければ夏の間に復習をすることをおすすめします。 「英語のU1を完璧にする」ということに夏休み期間全て費やしても構わないと思えるほどに、大事な単元になります。 ぶっとい幹を、作ってあげてください。 【守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について】 名古屋市守山区の小幡駅の南にある塾です。 <プロ講師が教える個別指導塾>「守山個別塾ーモリコベ!ー」 瀬戸街道の城下交差点から東へ50メートル。小幡・苗代・廿軒家・千代田橋学区などが主な通塾エリアになります。地元高校生の指導も行っています。 随時、無料体験授業を実施しております。小学生(4年生から)、中学生、高校生(英語・現代文・古文・漢文)に指導を提供しておりますので、ご興味の方は是非ご利用下さい。 ☆HPの確認は下記ボタンをクリック ☆教室の場所の確認は下記ボタンをクリック ☆無料体験授業、その他お問い合わせは下記ボタンをクリック
- 【英文法の重要性は低下】2024年度愛知県公立高校入試傾向分析ー英語筆記大問1、2、3ー
目次 7/13追加:説明動画を作成 概要 大問1 大問2 大問3 守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について 【7/13追加:説明動画を作成】 文字ベースだとやはり分かりにくいので、実際に解いている動画をYoutubeの方にアップしました。 記事だといまいち分かりにくい方はこちらの動画をご覧ください 【概要】 2023年度の平均点12.8点(リスニング含む) 2024年度の平均点14.8点(リスニング含む) 問題と解答は下記リンクでHPにとんで頂き、HP内の「令和6年度入試問題と解答を見る」のリンクからPDFで確認できます。 ブログ内容は問題と見比べてご確認頂けると分かりやすいと思います。 https://muranao0117.wixsite.com/obata-naesiro-kobetu/entrance-examination-information この記事では大問1、2、3について確認します。 大問4は別記事にて、試験全体の傾向と対策と合わせて記事にする予定です。 先バレを少ししておくと、 令和4年度までの記述式に比べて、要求される文法の知識量が圧倒的に少なくなっています。 【大問1】 (1) 問題種:空欄補充(文の一部) 必要スキル: 【文法】仮定法/【単語力】go,not,hiking 解法: (1) 前の "If it were sunny today," より仮定法と判断し、選択肢ウ・エに絞る。 go hiking / not go hiking で意味が通るgo hiking を選択。 A.ウ (2) 問題種:空欄補充(文の一部) 必要スキル: 【文脈把握】会話の流れ/【単語力】下記該当部 解法:空欄前の文中で”plan(動詞:計画する)”の意味理解が必要。 外来語「プラン」が分かっていれば代用可能。 (1)を解いた情報で「本日は晴れていない」→選択肢ウの"go hiking"を消す。 (2) の次の文 ”Do you want to join us?(あなたは/したい/参加/わたしたちに?)” から選択肢エの”visit your house(訪ねる/あなたの/家)"を消す。これで二択になる。 <選択肢アとイの2択の絞り方> ・文法で絞る場合 (2) への返答文”Idon't know where it is"の代名詞 it に注目して、補充する選択肢に”場所に関する名詞が含まれる”という論理式を立てる→選択肢アのhome(家で)は副詞なので、選択肢イに決定。 ・文脈で絞る場合 (2) からの会話の流れを読み取る。”Idon't know where it is"=”わたしは/し ない/知る/どこに/それは/ある" → ”Please come to my house~ Let's go there together”=”おねがい/来る/まで/わたしの/家/しよう/行く/そこに/一緒に” この二文から「一旦家に集合して”そこ”へ一緒に行く」という流れを読み取る→選択肢アは家なので不適。よって選択肢イに決定。 A.イ (3) 問題種:空欄補充(文の一部) 必要スキル: 【文脈把握】会話の流れ/【単語力】下記該当部 解法: (3) の直前文 "Well,how about Kota?" =”えーと、/どんな感じか/ついて/コウタ” に対する回答を補充する趣旨を確認する。 (3) 直後の”So,we'll wait for you here"=”だから、/わたしたちは/でしょう/待つ/ために/あなた/ここで”を確認し、 (3) は「ユキ達がここでリアンを待つ理由」となる趣旨を確認する。 選択肢検討に入る。 選択肢ア ”he's very busy today,so he can't come"=”彼は/どんなだ/とても/忙しい/本日、/だから/彼は/できない/来る” (2) 直後からコウタ参加の 計画と確認済みのため消去。 選択肢イ ”he does'nt know my house"=”彼は/しない/知る/私の/家” 「コウタがユキの家を知らない」から「ユキ達が ここでリアンを待つ」→意味不明。 選択肢ウ ”he's now in the countryside for hiking"=”彼は/いる/今/中に/その田舎/ために/ハイキング” 選択肢アと同様の理由で消去 選択肢エ 消去法で正答に決定済み。以下で一応確認する。 ”he's already at my house"=”彼は/いる/既に/に/私の/家” 「コウタはもうユキの家にいる」から「ユキ達が ここでリアンを待つ」→OK。 A.エ 【大問2】 (1) 問題種:空欄補充(文の一部) 必要スキル: 【資料把握】グラフ読み取り/【単語力】graph,more,than,about,or 解法: ① を含む文”First,according to Graph 1,more than 60% of us help our families ① a week at home”=”最初に/よると/に/ グラフ1/もっとおおい/より/60% /の/私達/助ける/私達の/家族達/ ① /いちにつき/週/で/家”から「グラフ1で60%を超える」の意味を抜き出す。 ② を含む文” About 70% of us ② ”=” 約/70% /の/私達/ ② ”から「(グラフ2)で約70%」の意味を抜き出す。(グラフ2なのは①がグラフ1についてだから。前文の”look at Graph2"を根拠としても良い) 選択肢検討に入る。 グラフ1と2のそれぞれについて2択より2×2=4択の問題であることをまず確認。グラフ1の内容で2択にしぼり、グラフ2の内容で1つに絞る。 選択肢ア、イ ”6days or more"=”6日/もしくは/もっと多い” グラフ1より24%。不適。 選択肢ウ、エ 選択肢ウの”clean the buthtub"がグラフ2より適。(一応、"take out the garbage"は40%弱) A.ウ (2) 問題種:並べ替え(文の一部) 必要スキル: 【資料把握】グラフ読み取り/【文法】比較/【単語力】common 解法:ざっと並べ替えるワードを確認し比較文であることを把握する。 次に、肯定文であることを確認。 最後に"common"という形容詞で比較することを把握。 「A is more common than B」(Aは/どんなだ/もっと/共通な/より/B) の形を作る。 Bの部分は ③ の直後がthe roomsであることからcleaning (the rooms)で決定。 グラフ2より割合が高いのはcookingの方だと読み取る。 cooking is more common than cleaning (the rooms) A.1番目エ、3番目オ、5番目イ 【大問3】 (1) 問題種:空欄補充(前置詞) 必要スキル: 【単語力】下記該当部 解法: (A) を含む文”Now we cannot imagine (A) this technology”=”今/私達は/できない/想像する/ (A) /この/技術”の意味を確認し、適する前置詞を選ぶ。 ア across(交差するように、 な) イ until(までずっと) ウ around(あちこちに、の) エ wihout(なしで、の) ※ここでは前置詞句の直前が動詞のため動詞修飾に意味が限定されるが、名詞修飾の意味も載せてある。 A.エ (2) 問題種:空欄補充(一文) 必要スキル: 【文脈把握】一単語/【単語力】must,weak,point 解法:【a】【b】【c】に対してア・イ・ウの選択肢3文を選ぶ問題だが、回答は【c】のみ。 【a】【b】は無視して【c】のみ見る。 【c】の直後の文に"must"=”しなければならない”が含まれる。 よってweak points を含む選択肢アを選ぶ。(しなきゃならない=縛りは弱みになる) A.ア (3) 問題種:4択問題(常識判断) 必要スキル: 【単語力】下記該当部、thanks to 名詞(熟語)/【文法】比較 解法:本文中で述べられている内容に適する選択肢を選ぶ問題だが、常識で判断すればよいので本文を見る必要はない。よくあるパターンの問題。長文問題ではまずこの可能性を検討する。 4つの選択肢の内容を確認する。 選択肢ア Online meetings will be less effective than face-to-face meetings,too. オンラインの/ミーティングは/だろう/なる/もっと~でない/効果的な/よりも/対面の/ミーティング 「オンラインミーティングが未来にしょぼくなる」のは常識に反するので不適。 選択肢イ Online meetings and face-to-face meetings have the same strong points. オンラインの/ミーティング/と/対面の/ミーティングは/持つ/その/同じ/強い/点 「同じ強味を持つ」のは常識に反するので不適。 選択肢ウ Online meetings appeared thanks to the progress of information technology. オンラインの/ミーティングは/出現した/~のおかげで/その/進歩/の/情報/技術 「オンラインミーティングがITの進歩で出現した」のは常識に 適う。 ※内容としては正しくとも、本文に書かれているかは分からないので選択肢エも検討した上で回答は決定する。もし選択肢エの内容も常識的に正しければ本文と照らし合わせる必要が出てくる。 選択肢エ Online meetings have a longer history than face-to-face meetings. オンラインの/ミーティングは/持つ/ひとつの/より長い/歴史/より/対面の/ミーティング 「歴史的古さ=オンライン>対面」のは常識に反するので不適。 ※結果最も常識外れな選択肢でしたが、本文なしで判断できる問題でない場合もあるので、本文を見ずに解こうとする場合は必ず全ての選択肢を確認してから判断を下しましょう。 A.ウ (4) 問題種:4択問題(常識判断) 必要スキル: 【単語力】下記該当部、because of 名詞(熟語)/【文法】比較 解法:(3)に同じ。 4つの選択肢の内容を確認する。 選択肢ア The internet will be necessary for face-to-face meetings. インターネットは /だろう/なる/必要不可欠な/ために/対面の/ミーティング 「対面にネットが必要」は常識に反するので不適。 選択肢イ Face-to-face meetings are disappearing because of Online meetings. 対面の/ミーティングは/消滅していっている/名詞のせいで/オンラインの/ミーティング 「(減るではなくて)対面が消滅に向かっている」は常識に反するので不適。 選択肢ウ Our meetings will be more effective and impressive than now. 私達の/ミーティングは/だろう/なる/もっと/効果的な/そして/印象的な/より/今 「(技術が発達して)将来なんかよくなる」のは常識に 適う。 選択肢エ Face-to-face meetings may damage our health if they are too long. 対面の/ミーティングは/かもしれない/ダメージを与える/私達の/健康/もし/それらが/どんなだ/長い/過ぎる 「対面が長すぎると健康を害する」のは常識に反するので不適。(コロナを連想して適としないように。勝手に書いてないことを想像させて間違えさせるのは科目問わず4択問題のフォーマット) A.ウ (5) 問題種:空欄補充(タイトル) 必要スキル: 【単語力】下記該当部 解法:まずは【①】【②】がタイトルに当たる部分であることを理解し、箇条書きの内容をまとめた単語を選ぶことを理解する。 【①】の箇条書きを確認する。 ・We turn on a computer at home and then other people appear in front of us. 私達は/回す/オンに/コンピューター/で/家/そして/そのとき/他の/人々が/現れる/に/正面/の/私達 ・We stay togehter in the same place during the meetings. 私達は/とどまる/一緒に/中に/その/同じ/場所/間中/その/ミーティング 次に選択肢を確認する。 アHistory(歴史)イFeatures(特徴)ウReasons(理由)エ Questions(質問) 箇条書き内容と照らし合わせてイに決定する。 A.イ 【②】の箇条書きを確認する。なお、それぞれ二文あるが、面倒なので一文で良い。またメンドクサイので途中までで良い。 ・We can save time and money 私達は/できる/節約する/時間/そして/金 ・We don't need electronic devices 私達は/しない/必要とする/電気的/装置 次に選択肢を確認する。 アStorong points(強味)イNear future(近い未来)ウAccidents(事故)エ Challenges(挑戦/難問) 箇条書き内容と照らし合わせてアに決定する。 【守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について】 名古屋市守山区にある<プロ講師が教える個別指導塾>「守山個別塾ーモリコベ!ー」のブログです。 瀬戸街道の城下交差点から東へ50メートル。小幡・苗代・廿軒家・千代田橋学区などが主な通塾エリアになります。地元高校生の指導も行っています。 随時、無料体験授業を実施しております。小学生(4年生から)、中学生、高校生(英語・現代文・古文・漢文)に指導を提供しておりますので、ご興味の方は是非ご利用下さい。 ☆HPの確認は下記ボタンをクリック ☆教室の場所の確認は下記ボタンをクリック ☆無料体験授業、その他お問い合わせは下記ボタンをクリック
- 勉強法自体ではなく勉強法を見直す意識に働きかける
目次 中3生が夏を迎えるにあたっての大事なポイント 過去記事の後日談 勉強法を見直した結果 勉強法を見直せる能力が向上したということ 勉強法は一切教えずとも勉強法の変化は起きる 【中3生が夏を迎えるにあたっての大事なポイント】 期末テストの返却が始まり、中3生には夏の勉強の予定を立てることを宿題に出していっています。 当然、私が作った方が精度の高いものができるのですが、私が作っちゃうと、やらないから、ね。 「UFOキャッチャーで既に3000円つかっちゃってるよ」みたいな、自分がコストを突っ込んだ状態にしないと中々機能しません。他人事になるので。 志望校や仮想志望校を睨みつつ、40日間で「どの科目の、どういった点」を復習していくかを私から提示して、生徒さんにたたき台を作ってもらい、そこから話し合ってブラッシュアップをしていく予定です。 夏を過ごす中で、計画もそうですが、やはり大事なのは「生徒さん自身の学習の質」と「意志」です。 当然授業の際にチェックをして修正を入れていくのですが、四六時中張り付いていられる訳もないです。 「体裁なぞり勉強法」や「アリバイ確保勉強法」を止められる訳ではないので、その時間は浪費してしまうことになります。 (「体裁なぞり勉強法」や「アリバイ確保勉強法」については過去記事をご参照下さい) 生徒さんは「これ、無駄やん」と思いながらも「体裁なぞり勉強法」や「アリバイ確保勉強法」を根気よく続けられる忍耐力があるので、40日間といえどもほぼどぶに捨てることも可能です。 だから、 夏に突入する前に「生徒さん自身の学習の質」と「意志」が一定整っていることはかなり大事なポイントになります。 【過去記事の後日談】 そんな中である生徒さんの話です。 https://muranao0117.wixsite.com/obata-naesiro-kobetu/post/学校は「体裁」を重視する。塾にとって「体裁」は害悪。 こちらの記事で触れた生徒さんなんですが、話の続きがあります。 上の記事での流れはこうです。 生徒さん:国語の成績を上げたいが、何をやったら良いか、ノーアイディア。 私:中間テストを材料に、範囲と問題種について分析をして、期末に向けてのテスト勉強を見直してはどうか? この後、実際に生徒さんが中間テストの分析を次の授業までにやってきてくれたんですね。 具体的なアクションまで落とし込んでなかったので、何をやるのか決まっていない状態だったんですが、本人なりにちゃんと考えてきた跡が見えたので、授業でもそのまま分析を続けてもらいました。 何から出題されている問題なのか、範囲に対して学習をかけた結果失点しているのか、それとも全くノーマークだったのか、失点の原因はケアレスなのか知識があやふやだったのか分からなかったのか、自分が取れるようになりそうな問題なのか無理そうなのか。 こういった視点をアドバイスして、じっくり分析をしてもらいました。 生徒さんの分析はおおむね下記のような感じでした。 「ここの問題はプリントから出ているからプリントを完璧にする」 「この問題は記述なんで自分には厳しいと思う」 「この問題は設問をしっかり読めてなかったのが失点の原因。な・どから始まる疑問詞と答え方の指示の部分に線を引くことを普段から取り入れる」 「四択の問題は二択まで絞れたけど、最後の二択で間違えた。二択に絞ったら部分部分に分解した後に本文と突き合わせて確認を取りながら慎重に回答を決める練習をする」 それに対する私の反応 「せやね。基本やね。」 「私もそう思う。全ての問題を取る必要はないしね。」 「あれ?私、あなたにその話したっけ?してないよね?疑問詞がな・どから始まることに良く気付いたね。まったく同意見ですわ。」 「そう、それな。それが選択肢問題の基本フォーマットと基本解法なのよ。一点だけ、付け足しよろし?誤答選択肢には”本文内容に対して誤り”という作り方もあるけど”実は本文ではそこまで言ってないなど、似て非なる選択肢”があります。あなた達の脳を刺激して連想ゲーム的に間違えさせるんです。この視点を入れておいてください。」 どうでしょうか? なんか、生徒さんが塾講師みたいなこと言ってませんか? 個別指導塾でアルバイトとして結構いい仕事をするかもしれませんw 【勉強法を見直した結果】 で、期末テストがどうだったかというと、・・・ 78点でした。 普段は60点前後なので、きっちり上げましたね。 平均はまだはっきりしていませんが、今回は結構下に行きそうなので、加点としては25点ぐらいは見込めそうです。 あと2回のテストは古文・俳句・短歌・漢詩が中心となるので、暗記中心です。 ・・・暗記にはちゃんと対応できる生徒さんなので、勝ち筋が見えました。 本人が言う「国語を上げたい」はだいぶ確度があがったと言えるでしょう。 【勉強法を見直せる能力が向上したということ】 「自分でもこんなにあげられるとは思わなかった」 生徒さんはこんなこと言ってました。 一方の私はというと、拍手です。 90点台や100点をとった訳でもないですけど、 プロセスが素晴らしいです。 知識を増やしたり慣れで加点をした訳ではなく、対象を分析してアプローチを行うことを覚えた訳ですから。 これは、知識ではなく能力の向上と言っても良いのではと思います。 実はこの生徒さんは下記のブログの生徒さんでもあります。 https://muranao0117.wixsite.com/obata-naesiro-kobetu/post/解答・解説-「宿題の答え転記用」-「心強い相棒(塾講師なんてポイ)」 もともと、上記ブログにあるように 「宿題答え写しちゃう症候群」を患っていた生徒さん なんですよ。それがブログのような変化が表れてきて。 ・・・いやー、人って変われば変わるもんですねw これ、 ここ3ヶ月ぐらいの話ですからね。 だーいぶ、地中深くだったんですけど、芽吹いてたんですね。 今回、いい感じに掘り起こすことができた思います。 ちなみに、拍手されたこの生徒さんは思春期ATフィールドさえも中和されてしまい、にやにやを堪えられない様子でしたw 私「・・・これ、他の教科もやるといいんじゃない?」 (ここぞとばかりつけ込む悪徳講師) 【勉強法は一切教えずとも勉強法の変化は起きる】 このような状態であれば、学習効果を考えながら勉強ができると思いませんか? 夏は長いので当然だれることもあるでしょうが、「解答写し」をするよりは随分と効果に期待できる状況になりましたw さて、タイトル回収です。 お気づきの通り、私は「勉強法」は一切教えてません。 よっぽど素直な子は教えた通りやるかもしれませんが、そんな生徒さんは特別天然記念物です。滅多に出会えません。 そして、おそらく「意図・意味」が抜けて「手続き」 になる恐れが高いと思います。 過去の記事を含め一部しか記載していませんが、これまで紆余曲折がありました。 その中でようやく本人の中に「意志」が芽吹き、「兆し」が発現し、「実践」と「成功体験」を積むことに成功しました。 私としては、この生徒さんは、自身で「勉強法」を改善していけると今考えています。 そもそも、そんなに難しいことではないはずなんです。 「腕太くしてぇー」 「バーベル・・・は今は無理だから、ダンベルで鍛えるか」 シンプルにはこんな話のはずです。 この「腕太くしてぇー」がないから、事が始まらないんだと思います。 「ワークをちぎってにんにくと炒めると理解できる」なら、それをやればいいと思います。「単語帳をミキサーにかけて牛乳を注いで家の観葉植物にあげると覚えられる」なら、それをすればいいんです。 でもまぁ、普通に考えたら、ある程度似たり寄ったりの方法になると思います。 つまり、塾、特に個別指導塾の現場では「勉強法」よりも「勉強法を見直す意識」を芽吹かせる方が、よっぽど大事だと個人的に思います。 ・・・文科省は「や〇気スイッチ」がどこにあるかの情報公開を要請してくれと、切に思いつつ締めとさせて頂きます。 【守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について】 名古屋市守山区にある<プロ講師が教える個別指導塾>「守山個別塾ーモリコベ!ー」のブログです。 瀬戸街道の城下交差点から東へ50メートル。小幡・苗代・廿軒家・千代田橋学区などが主な通塾エリアになります。地元高校生の指導も行っています。 随時、無料体験授業を実施しております。小学生(4年生から)、中学生、高校生(英語・現代文・古文・漢文)に指導を提供しておりますので、ご興味の方は是非ご利用下さい。 ☆HPの確認は下記ボタンをクリック ☆教室の場所の確認は下記ボタンをクリック ☆無料体験授業、その他お問い合わせは下記ボタンをクリック
- 自習禁止令を発動ーアリバイ学習は無駄どころではなく害ー
目次 志望校には受かりたいが学校のテスト範囲は確認しないのはなぜか アリバイ行為を禁止する アリバイのメカニズムと依存効果 依存先を学習行動につけかえた上で梯子を外す 【志望校には受かりたいが学校のテスト範囲は確認しないのはなぜか】 期末テストの学習計画を立ててくるという宿題を出していた中3生との会話です。 私「宿題はどうなってますか。」 生徒「まだ完璧ではないです。」 私「 (・・・まだこんな言い方で誤魔化そうとする段階か。) ・・・具体的に何が済んで、何が残っているの?」 生徒「・・・中間テストでやらなかった朝学をやるのを決めました。」 私「他には?」 生徒「・・・」 私「自分で分かってるよね?朝学の件は中間テストの前からほぼ毎日私が言い続けていることで、中間テストの後は学校でのプリントのファイリングまで私が言い続けてることだよね。『完璧じゃない』なんて言い方したって、事実は何も変わらないよ。」 生徒「・・・」 私「 そもそも、あなたテスト範囲表は見ましたか? 」 生徒「 見てないです 」 私「 あなたのしたいことはなんですか? 」 生徒「 高校に受かりたいです 」 私「テスト範囲、確認しなくていいんですか?」 生徒「ダメです」 私「もう一度聞くけど、あなたのしたいことはなんですか?」 生徒「高校に受かりたいです」 私「これまでずっとだけど、行動と発言が矛盾しているんですよ」 生徒「・・・」 この生徒さんからは志望校も聞いていて、内申・実力ともに現状では足りなくて、今の学習への態度を続けていたらきっちり落ちるということは既に伝えてあります。 模試を受けたことはないですが、だいたい偏差値は予想がつきます。10前後足りないはずです。 内申も偏差値も、どちらも埋めるのは大したことではないんですが、 未だアリバイ作りにしか意識が行ってない んですよね。これではどうにもなりません。夏も『っぽい』雰囲気作りばかりに意識が行って40日間を無為に過ごしそうです。 ・・・デッドラインだな。 【アリバイ行為を禁止する】 週3回の自習を禁止する判断をその場で行いました。 元々、こちらから提案したものではあったのですが、「きっちり来なかったりダラダラやるんだったら意味がないから自習をしないで下さい」という条件のもとに始めたものでした。 最近の様子を見ていて、どうしようかという経過観察の状態だったのですが、先の会話から考えるメンタルコントロールの現状レベルを加味して、 「”アリバイ作り”に貢献しちゃってるな」という判断を行いました。 私「自習について大事な確認です。きちんと集中できてやれていますか?」 生徒「・・・」 私「いい直しましょう。自習について集中できず時間つぶしになってしまっている。YesかNoか。」 生徒「・・・はい。」 私「では、自習開始前の条件を守れていませんね。ですので、自習は来なくて良いです。いや、禁止です。いいですね。」 生徒「・・・」 私「何かあるなら聞きます。」 生徒「自習をさせて下さい。」 私「ダメです。」 生徒「がんばります。」 私「何を?」 生徒「・・・」 その後も生徒さんは無言でこちらに対して「自習をやらせろ」と要請してきましたが、断固拒否しました。 【アリバイのメカニズムと依存効果】 一見すると、不思議な光景だと思います。 塾で生徒が自習をしたいと言い、それを塾の講師が拒否をするというものですから。 「いや、勉強してくれるんだから、多少だらけていたとしてもマイナスにはならないでしょ。」と考えるのも一つの見方だと思います。 ですが、なぜこの生徒さんは”身が入っていない”と自覚する自習の継続に執着したか。 そこが大事だと思うんです。 何度か出ている”アリバイ”というのは、周りへのアピールという点の他に、”自己正当化”の材料として使われます。 ここを、私は一番問題視しています。 「志望校へ進学する」という少し先の”自分の欲望”から、論理的に発生する『今この瞬間みのあるのある時間を過ごさなければならない』という”要求”に対峙した際に、「手を抜きたい。何も考えたくない。」という今この瞬間の”自分の欲望”が発生する。 この、少し先の”自分の欲望”、”論理的状況的な要求”、今この瞬間の”自分の欲望”の3者を、絶妙なバランスで 【成り立っているように自分を誤認させる装置】が、アリバイ であり、この生徒さんにとっての自習なんです。 状況に応じた行動ができていない自分をやり過ごすためのものであり、依存してしまっている訳です。 当然、この状況では「志望校へ進学する」という”自分の欲望”は実現されない可能性が高いです。 今この瞬間の”自分の欲望”を抑え込んで、少し先の”自分の欲望”から発生する”論理的状況的な要求”と向き合える状況を作らなくてはなりません。 だから、私は自習を禁止しました。 【依存先を学習行動につけかえた上で梯子を外す】 最後に、この生徒さんが自習を再開できる条件を付けました。 それは、言葉ではなく、行動の実績を見て判断するということでした。 それ以上はヒントを出していません。 何かを言ってしまうと、私が発した言葉から意味を抜いて「こういう場面で使えば納得が得られる言葉」という”言葉の借パク”が起きますし、行動に関してもまた同じことが起きるからです。 ただ、ノーヒントで修正できるとも思っていないので、様子を見てヒントを出しつつ、どのレベルに着地をさせるかを決めることになると思います。 いきなり身のある学習行動といっても、簡単にはいかないものです。 アリバイ行動の特性を利用して、「自習」という”学習行動”に依存先をもってきた上で、今回梯子を外しました。 生徒さんが新しい依存メカニズムを工夫して開発してくる可能性は低いと見ており、自習への執着からなにがしかアクションを起こしてくるだろうことを予想していますし、期待しています。 【守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について】 名古屋市守山区にある<プロ講師が教える個別指導塾>「守山個別塾ーモリコベ!ー」のブログです。 瀬戸街道の城下交差点から東へ50メートル。小幡・苗代・廿軒家・千代田橋学区などが主な通塾エリアになります。地元高校生の指導も行っています。 随時、無料体験授業を実施しております。小学生(4年生から)、中学生、高校生(英語・現代文・古文・漢文)に指導を提供しておりますので、ご興味の方は是非ご利用下さい。 ☆HPの確認は下記ボタンをクリック ☆教室の場所の確認は下記ボタンをクリック ☆無料体験授業、その他お問い合わせは下記ボタンをクリック
- 解答・解説=「宿題の答え転記用」→「心強い相棒(塾講師なんてポイ)」
目次 塾テキストの解答・解説の指定する使い方と実際の使われ方 どうしても宿題の答えを写してしまう 変化の兆しとその後 自己解決ツールへの依存度を高める 守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について 【塾テキストの解答・解説の指定する使い方と実際の使われ方】 面白い変化が起きているので、記事にしてご紹介したいと思います。 と、その前に前提の話を少しさせて下さい。 塾におけるテキストの解答・解説の話です。 私の考え方としては、解答・解説は生徒さんが持っている必要があるという考え方をしています。 正しく丸付けをする 間違えた問題にマークをする 解説を読んで間違えた原因を把握する 正しい知識をインプット・もしくは知識の訂正、理解が必要なものなら問題の考え方を整理 その場で解き直しをしてスムーズに解けるかを確認(ここまで一連の流れ) 日を置いてからちゃんとまたスムーズに解けるかを確認 という流れが「問題演習」という行為の定義だと思っているからです。 (世の中、勉強法がたくさん溢れているようですが、ここってそんなにバリエーションでますかね?) つまり、この流れが、解答・解説がないと初手で止まってしまうから【解答・解説は生徒さんが持っている必要がある】というのが私の考え方です。 一方で、解答・解説があると、宿題を解答の転記で終わらせる生徒さんが出てくることも、当然に、嫌というほど、分かっています。 (千本ノックを受けるがごとく生徒さんに しごかれてますからね。半泣きにさせられて生徒さんに「お願いします・・・。答え写さないでください。」と土下座をしたこともあります笑) ですので、授業ではまずは宿題のチェックから行います。 丸付けがしてあるか、丸付けが正しくできているか、テキストに間違えた問題のチェックがついているか、答えは写していないか。 当然、全てひとつひとつチェックをしていたら授業が終わってしまいますので、生徒さん毎のこれまでの経緯や科目毎のチェックポイントに沿って見ていきますけど。 怪しい場合はだいたい「じゃあ、宿題のここ。今解いてみて」となります。 そして、あーだこーだの話が展開され、自白を待つことになります。 逞しい生徒さんの場合「よし!今度はバレないようにしよう!」と決意を新たに再チャレンジしてきます。 そうすると、私ももっと入念にチェックすることになります。 そうすると、生徒さんはもっと入念に加工をすることになります。 以下、延々ループします。 【どうしても宿題の答えを写してしまう】 そんな生徒さんの内の1人の話です。 「解答・解説が手許にあると、どうしても宿題の答えを転記したくなる」 ということで、本人と話し合って、ここ2ヶ月程は塾テキストの解答・解説を保管していたんです。 私としては、本当はやりたくないことなんです。 問題を解くだけでは、なんらの知識も増えないし、理解も深まらないからです。 丸付けがあって初めて正誤という結果が分かり、誤答や正答だったけど曖昧なものを発見できて、ここから学習がスタートする訳じゃないですか。 でも、加工と加工看破にお互い時間を使っているのは意味がないから、というのが方針転換した1つの理由です。 そして、もう1点理由があります。 それは、生徒さんが『体裁』ではなく、世の中的にはダメ出しされるだろう『自分の本音』を言語化したという理由です。 >「解答・解説が手許にあると、どうしても宿題の答えを転記したくなる」 これはまだうまいこと私の方が言語化できていないんですが、手ごたえ的には 『変化のKPI』 として結構信用できるんじゃないかと感じていて、なんとなく納得感もあります。 おそらく、またブログ記事にすると思いますが、これが転機になっているケースが結構あるんですよね。 ある意味、今回の記事もその事例紹介とも言えます。 このような経緯で、最近は塾の授業内で丸付けを実施して、私が確認するという流れになっていました。 【変化の兆しとその後】 変化の兆しは中間テストの1週間ぐらい前なので、今からだと一ヶ月程前ですかね。 丸付け後も、ずっと「解答・解説」を読みながら、テキストの問題と照らし合わせているんですよ。 おや? おやぁ? おや、おや、おやぁぁぁ??? ふーん・・・。 いやいや。もう少し、経過観察かな。 中間テスト前だし、そんな「気まぐれシェフの勉強テリーヌ。”今回だけ”を添えて」なんて、なんの参考にもならんし。 ・・・テスト前だし、解答・解説を返却してみるか。 中間テスト後 (見てるわー。解説、見てるわー。) 私「大丈夫?何か分からないことがあったら聞いてくださいよ?」 生徒さん「この問題が分からないです。」 私「その問題のどこが分からないのですか?例えば、”解説”のこの部分までは分かるが、ここの部分に書いてある内容の意味が分からない、など具体的に伝えてもらわないと何を説明したらよいかわかりませんよ?」 (・・・見てるわー。今度は、テキストの設問、見てるわー。) (・・・ん?眼球の角度が変わったわ。・・・はいはい。) ようやく、解答・解説という4文字の内、右側の言葉の意味が分かったようだな!! 【自己解決ツールへの依存度を高める】 結局自己解決したようで出番はありませんでした。 ようやく、解説の文字が記号の羅列ではなく日本語であり、気合いを入れたら意味が分かるということに気付いてくれたようです。 今までは「解説」という情報を求めてなかったんだと思います。 つまり、間違えた問題に対して知識や解法を確認する、という志向がなかった。 言ってしまえば、「解説」を紐解いて理解するほどの価値を感じてなかったんですね。 ここ最近は「解説」の魅力にくびったけの様子です。 私「中間テスト前に預けていた解答・解説。返却して下さい。」 生徒『あ・・・、えと・・・』 私「どうしましたか?手許にあると宿題の答えを解答から転記しちゃうでしょ?」 生徒『や・・・解説がないと、間違えた問題が分かるようにならない・・・』 私「ふーん・・・」↓ 正直、この結果を狙っていた訳ではなく、こういうやり方もあるんだなーと思った次第です。 押してダメなら引いてみろ、と。 「離れてみて気付いたの。私、あなたがいないと、ダメみたい・・・」ってやつですか。 と同時に「塾講師なんて、要らんかったんや!」といった様子です苦笑 おそらく、「解説」を読んで分かった気になっている部分があるはずですし、期末テストの範囲をきっちり網羅することにも意識が行ってないようですし、授業で丸付けしてる時点で「丸付けと解説熟読も宿題の一部なんだけど」という話なんですけどね。(前の流れをひきずっちゃってるんだと思います) それでも、学習行動の基本的なプロセスの一部が習慣化しそうである、ということの意味は大きいと見ています。 同時に、「他人が持っている要素」ではなく「自分がいつでもアクセスできる要素」で解決をしていく志向を持つ、という意味でもとても大事なことだと思います。 直ぐに効果がある要素ではないんですが、高校受験、高校生、そして大学受験という流れの中で、きっちり本人を支えてくれる要素になると思います。(というか、これがないと崩壊する) 「解答・解説が手許にあると、どうしても宿題の答えを転記したくなる」 ↓ 『や・・・解説がないと、間違えた問題が分かるようにならない・・・』 おもしろいものですね。 【守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について】 名古屋市守山区にある<プロ講師が教える個別指導塾>「守山個別塾ーモリコベ!ー」のブログです。 瀬戸街道の城下交差点から東へ50メートル。小幡・苗代・廿軒家・千代田橋学区などが主な通塾エリアになります。地元高校生の指導も行っています。 随時、無料体験授業を実施しております。小学生(4年生から)、中学生、高校生(英語・現代文・古文・漢文)に指導を提供しておりますので、ご興味の方は是非ご利用下さい。 ☆HPの確認は下記ボタンをクリック ☆教室の場所の確認は下記ボタンをクリック ☆無料体験授業、その他お問い合わせは下記ボタンをクリック
- 個別指導塾=成績上がらない説について考えてみた
目次 google大先生の見解 「個別指導塾=成績上がらない」は個別指導塾のサイトが上位表示の謎 個別指導塾がなぜ「個別指導塾=成績上がらない」を喧伝するのか 個別指導で成績が上がらない理由についてのおすすめサイト で、結局個別指導塾で成績はあがるのか? 全く分からないという訳にもいかないので、少しでも定量的な情報を では”成績維持”に価値はないのか? それでも成績を上げるのが塾だろ!! 守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について 【google大先生の見解】 google検索で「個別指導塾 成績」と打つと、「個別指導塾 成績あがらない」とサジェストされます。 googleサジェストの表示基準は以下になります。 検索ボリューム 多くの人によって検索された回数 トレンド キーワードを内包するサイト数 ユーザーの検索場所や使用言語 ユーザーの検索履歴 ※なお今回は、新たにアカウントを取得して「個別指導塾 成績」と打ち込んだため、『ユーザーの検索履歴』の影響はありません。 ちょうど、都知事選で盛り上がっているさなか(2024/06/29現在)ですが、 「個別指導塾=成績あがらない」は”民意の集約”とでも受け取れるような印象を受けます。 【「個別指導塾=成績上がらない」は個別指導塾のサイトが上位表示の謎】 結論を急いではいけません。 google大先生のサジェスト「個別指導塾 成績あがらない」に従って検索をしてみると、 ほぼ上位表示は”塾のHP”で埋め尽くされます。 しかも、半分以上”個別指導塾のHP”です。 ・・・どゆことなん、これ?笑 見ていくと大別して以下に分けられます。 1.一般的な個別指導塾の課題の列挙→自塾ならこれを解決できます、の流れ 2.個別指導以外の形態の塾による比較優位を訴える流れ(集団/家庭教師) 【個別指導塾がなぜ「個別指導塾=成績上がらない」を喧伝するのか】 先の大別の1についてもう少し見てみると、以下の特徴があります。 ・個人塾のサイトが多い ・大手だけど自立学習やオンライン家庭教師のサービスも展開している なるほどなるほど。 少し、見えてきた気がしますね。 いくつか大手フランチャイズ系の個別指導塾の塾名を「個別指導塾 成績あがらない」に加えて検索してみましたが、それらの塾のHPには見当たりませんでした。 (フランチャイズ店舗のブログにはありました) 基本的にはヤフー知恵袋のような規制がかからない口コミ?サイトと「東大先生」というオンライン家庭教師のサイトが出てきました。 皆さん見たら分かると思いますが、一応説明しておきます。「東大先生」のサイトが出てくるのは、過去に「武田塾」がやっていたweb集客の手法だ、・・・と思われます。 他塾の名称で検索をした人を自塾のHPに引き込むために、口コミサイトとしてクリックしてもらい、そのページの中で自塾HPへ誘因するやり方だ、・・・と思われます。 話がそれました。もとに戻します。 基本的には「個人塾ないしは小規模塾」が「大手フランチャイズ系個別指導塾」との差別化のために情報発信を行っている、という構図だと思います。 【個別指導で成績が上がらない理由についてのおすすめサイト】 脇道にそれますが、個別指導でやってきている自分からみて、的確な内容が書かれていると感じたサイトをご紹介させて頂きます。 KEC個別指導メビウス様 【で、結局個別指導塾で成績はあがるのか?】 結論、分かりません! ここまで見てきて分かったのは、以下の事です。 ・基本的に「個別指導塾=成績が上がらない」という感覚の方が世間一般では強い ・そういった世間一般の認識を前提に、個人塾や小規模塾が個別指導塾の弱点を提示したうえで比較優位を取ろうとするため「個別指導塾=成績が上がらない」という言説がより強化される 結局、定量的な部分がないので、さっぱり分からないんですよね。 我々塾業界の人間でも、正直こんな状態です。 当然、ある程度推察することはできます。でも、あくまで推察であり、確定的なことは言えないんですよね。 多分、塾選びをされる保護者の方よりも、業界の人間の方が「知りたい!!」と思っていると思います笑 そんな思いもあって、「塾生の成績推移」の記事を書いた訳なんですが・・・。 塾生の成績推移の記事を見る この変化って、実際どうなの?成績が上がってるほうなの?それとも比較的に成績が上がっていないのに公開しちゃってるという自殺行為? とか思わなくもないです苦笑 「学年〇位」とか「〇〇高校〇名合格」とか、”変化”でなくて”定点”の情報じゃないですか。だから、”成績が上がったかどうか”は分からないんですよね。 学習塾の”実績”って、ほんと難しいですよね・・・。 【全く分からないという訳にもいかないので、少しでも定量的な情報を】 一般化には程遠いですが、一応私が調べたり見聞きした定量的データを記しておきます。 1.全国展開の最大手個別指導塾のセミナーにて(記憶が定かでないですが、10年ぐらい前?) →塾生の成績変化は「プラスマイナス0」 2.首都圏の大手個別指導塾による塾生の成績変化の調査 →塾生の成績変化の平均は「プラスマイナス0」 ソース: 英進塾様のブログ 3.大手個別指導塾2社の”口コミ”からの成績変化の集計調査 → A塾「かなり上がった:3.8%」「あがった:12.2%」「変わらず:37.4%」「下がった:1.8%」「高いまま、無回答:44.8%」 B塾「かなり上がった:4.4%」「あがった:16.8%」「変わらず:40.0%」「下がった:1.6%」「高いまま、無回答:37.2%」 ソース: ネクサス様のブログ ※口コミサイトの性質上、投稿内容になんらかの制限がある可能性がありますし、投稿者の主観であり、塾生の中でも一部データということになると思います。 3のデータは定量的といっても、結構粗目になりますので、1と2のデータから考えます。 すると、「個別指導塾=成績維持」ということになり、 【「個別指導塾=成績があがらない説」は真である】となってしまいました。 ただ、”平均すると”という注釈がつくわけで、上がっている生徒さんも当然いるはずです。 また、1と2のデータはあくまで大手個別指導塾であり、世の中には当塾のような個人塾や小規模塾もたくさんあります。 「塾生の成績推移」の記事を見てもらえば分かりますが、個人的には「成績あがらないという訳ではないだろう」という感覚です。(地域差もあると思いますが) 【では”成績維持”に価値はないのか?】 一旦、定量的データだけで考えるとして、”成績維持”には価値がないのかというと、そうでもないと思うんです。 令和3年の文科省の調査では、公立中学生の通塾率は70.4%(私立中学生は53.9%)であり、塾なしはかなりの小数派です。 通塾派が多数を占める中で”成績維持”をしているというのは、標準的なパフォーマンスを発揮していると言っても良いと思うのです。 「相対評価から絶対評価に変わったんだから、そうじゃないだろ」 と思われる方もいるかもしれませんが、平均点を基準に+30前後が5、+20前後が4などと成績が決定することを思えば、やはり母集団の学力が成績の基準になると思います。 だから学校毎に通知表の良い数値が取りやすい/取りにくいといった話になる訳です。 よって、一概に”成績維持に価値なし”とは言えないと思います。 誤解を招きそうですが、自塾では”成績を上げる”ということを第一目標にしていますし、成績を上げられなかった場合に開きなおるつもりは毛頭ありません。 ただ、客観的に見たときに、「個別指導塾=成績上がらない」だったとしても、価値がないとはならないだろうということです。 じゃあ集団塾や自立支援型の塾の方が良いのでは? という話に関しても、二つの形態の成績変化についても定量的に調べないと比較できないのも忘れてはいけません。 データはないですが、集団塾や自立支援型塾、個別指導塾という形態を全て含んだ母集団において、個別指導塾が成績維持ということは、集団塾や自立支援型塾を含みで標準的パフォーマンスを上げていると、一応推論できると思います。 【それでも成績を上げるのが塾だろ!!】 ここまでの流れを総括すると、個別指導塾(そしておそらく他形態の塾も)は「成績維持」に寄与するものの、「成績向上」まで効果を発揮することは比較的少ないということでした。 「成績維持」=塾として及第ということなります。 実際、先の例で挙げた全国展開する個別指導塾のセミナーでは「成績維持、これは立派な成果だ。」という言い方をされていました。 そんな中で、周りよりももう一歩精度が高い塾選びができれば、成績は向上すると思います。 そうです。「適切な塾選び」が必要です。 「集団でついていけるか微妙だから個別かな」 「先生が優しそう」 「教え方がうまい」 「子どもが気に入った」 「ネットや周りから良い評判を見聞きした」 もう一歩、踏み込んでください。 塾でなく、お子さんを見て下さい。 『学習は習慣化しているか』 『学校の提出物は出せているか』 『提出物はどの状態で提出されているか(丸付け・直しなど)』 『学校のプリント類などを整理できているか』 『テスト範囲を確認しているのか』 『自分で分からないことを調べられるか』 『机に向かっている際に、集中して取り組めているか』 『学習行為に目的を設定しているか』 『学習計画(おおよそでもOK)はあるか』 『計画の実行とともに効果測定も行われているか』 『効果測定が機能する形で行われているか』 『テストでは基本レベル/応用レベルにおいてそれぞれどこまで取れているか』 『失点の原因は知識不足か、中途半端な覚え方のせいか、設問の読み違えなのか、ケアレスミスなのか、そもそもテスト勉強の範囲として取り組んでいないのか、初見の応用問題なのか』 お子さんの学習面での課題をじっくりと分析し、課題を明確化してから学習塾を調べて選べば、きっとお子さんの成績はあがると思います。 保護者様で難しい場合、近くで営業が激しくなさそうな塾に相談に行くと良いと思います。 参考: 塾マッチングフローチャート 【守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について】 名古屋市守山区にある<プロ講師が教える個別指導塾>「守山個別塾ーモリコベ!ー」のブログです。 瀬戸街道の城下交差点から東へ50メートル。小幡・苗代・廿軒家・千代田橋学区などが主な通塾エリアになります。地元高校生の指導も行っています。 随時、無料体験授業を実施しております。小学生(4年生から)、中学生、高校生(英語・現代文・古文・漢文)に指導を提供しておりますので、ご興味の方は是非ご利用下さい。 ☆HPの確認は下記ボタンをクリック ☆教室の場所の確認は下記ボタンをクリック ☆無料体験授業、その他お問い合わせは下記ボタンをクリック
- 上手な勉強の仕方が分からない:中学生62.0%(2020年)→71.1%(2023年)。ここに対して大人はどう考えてどのようにアプローチをすべきなのか。
目次 データで見る矛盾点 データの解釈 「上手な勉強の仕方が分からない」に対する塾屋の見解 子ども達が陥る非生産的勉強法 非生産的勉強法の具体例 対症療法と原因療法 上手な勉強の仕方は世に溢れているのに7割以上の中学生は分からない理由 「上手な勉強法が分からない」に対して大人がどうアプローチするのかのまとめ 守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について 【データで見る矛盾点】 タイトルの数値は、当ブログやHPでも数多く引用している 東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所共同研究「子どもの生活と学びに関する親子調査」2023年実施分からのものです。 ※東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所共同研究「子どもの生活と学びに関する親子調査2023」については下記リンクからご確認頂けます。 親子調査を見 る ちなみに「勉強しようという気持ちがわかない」も同じ傾向です。 2020年:52.8% 2023年:63.1% 実は、この数値変化に関して、同調査のある事項と一見矛盾するポイントが存在します。 それは、子ども達の学習面に対する親御さんの関わりの方の変化です。 (データは全て中学生のものになります。小学生や高校生を知りたい方は、リンクから元の調査データをご覧下さい) 「勉強で悩んだときに相談にのってくれる」 2020年:62.8% 2023年:68.9% 「勉強の内容を教えてくれる」 2020年:55.3% 2023年:57.2% 「勉強の意味や大切さを伝えてくれる」 2020年:57.6% 2023年:64.3% 「勉強のおもしろさを教えてくれる」 2020年:33.5 % 2023年:37.1% 「勉強の計画の立て方を教えてくれる」 2020年:46.2% 2023年:49.0% 「学校の宿題を手伝ってくれる」 2020年:46.7% 2023年:46.6% 「学校の宿題を手伝ってくれる」のみほぼ変化がありませんが、他の項目は全て上がっています。 保護者の方がお子さんの学習面に積極的に関わるようになると、「勉強の仕方」が分からなくなり、「勉強への意欲」が低下する。 一見すると、そういった読み取りとなります。 【データの解釈】 色々と解釈があると思います。 1.親とのかかわりとは全く関係のない変数が変化したことで、子どもは学習の仕方がわからなくなり、モチベーションも低下した。(相関なし) 2.親が勉強に介在することで、子どもは学習の仕方がわからなくなり、モチベーションも低下する。(直接相関) 3.親が勉強に介在することで、ある変数が変化して、子どもは学習の仕方がわからなくなり、モチベーションも低下した(疑似相関) ざっと、こんなところでしょうか。 元データがないので、実際には何も特定しようもないです。 2020年と2023年なので、コロナという特異的な社会生活の状況から元の社会生活へと復帰したことも効いてそうだと推察はします。 いずれにしろ、研究発表待ち、ということになります。 【「上手な勉強の仕方が分からない」に対する塾屋の見解】 仮説に仮説を重ねるようなほぼ放談ではありますが、ここで塾屋的見解を提示したいと思います。 もし、「親が勉強に介在することで、子どもは学習の仕方がわからなくなり、モチベーションも低下する。」という直接相関があったとしても、これは学習面での正しい成長のプロセスだと思います。 大多数の中学生が【上手な勉強の仕方】ができているかというと、そんな訳ないんですよ。 だから、一回どころか、何回でも現状のやり方を否定して、改善していかければならない訳です。 その過程の中で【上手な勉強の仕方が分からない】となるのも、至極当たり前の状態だと考えます。 その結果、勉強面でのモチベーションが落ちても、それは必要不可欠な現象だと思います。 【子ども達が陥る非生産的勉強法】 もう少し噛み砕いて説明をします。 このブログでも、現場でよく見る中学生の学習方法を深堀する記事を書いてきました。 「体裁なぞり学習法」 → 【学校は「体裁」を重視する。塾にとって「体裁」は害悪。】を読む 「アリバイ確保学習法」 → 【自習禁止令を発動ーアリバイ学習は無駄どころではなく害ー】を読む 子ども達は「快」を求めています。 学習はほとんどの子ども達にとって「不快」です。 そのため、<なるべく負荷がかからずに周りや自分からのプレッシャーをやり過ごすことを第一目標とする学習方法の模索>に走ります。 <全く学習行動をしない>という”勇気”を、多くの子ども達は持ち合わせていません。 なので、「体裁なぞり学習法」や「アリバイ確保学習法」で自分の時間を犠牲にすることで、外的または内的要求と交渉をして”妥協案”を採用します。 【非生産的勉強法の具体例】 具体例を紹介しましょう。 テスト前の授業があり、翌々日のテストは英語と数学でした。 集団塾から転塾間もない生徒さんで、学習習慣と既存学習内容を含めて一から立て直しが必要な生徒さんでしたので、あれもこれもはできない状況でした。 数学のテストが利用単元と計算単元でテストが構成されることから、利用単元の多くは捨てて計算単元を固める戦略を共有しており、授業では英語にフォーカスして実施しました。 ターゲットは、範囲の単語・熟語・新出文法を使った並べ替えの3点です。 一週間前から宿題として出していましたが、まだ1/3程しか進んでおらず、精度もさっぱりな状態でした。 授業で扱いましたが、80分を使っても6つある単元の内、1つぐらいしか進みませんでした。(当然、単に解くということではなく”正確にスムーズに解ける”という状態を一旦作るという作業にかかった時間です) 単純計算で5単元×80分=400分かかる計算でしたので、午後の早い時間に塾に来て続きを行うように話をし、本人もそうしますという返事でした。 翌日、きっちり来ませんでした。 この時点でどうなったかはお察しなのですが、後日その日の生徒さんの行動を答え合わせしました。 【生徒さんの犯行の供述】 1.一時間程、英語の続きに取り組んで後、通しで解いてみたがかなり漏れがあったので、英語は捨てた。 2.数学に移り、計算単元を解いて「解ける解ける」と確認。 3.利用単元も解いたが、「丸つけをした後放置」した。 【私のアンサー】 1.前日の授業80分で1単元をこなすのが精いっぱいだったのに、なんで1時間で5単元を済まして全問チェックまで進んでいるのか。そりゃ漏れるだろうよ。 2.そりゃ解けるよ。そういう準備したんだから。なんでそこに時間使っちゃったのよ。 3.何目的なのよwww 【総括】 私:結局、どれぐらいの時間勉強してたの? 生徒さん:4時間ぐらい。 私:それで、テスト前の半日を使って、何点加点できたと思いますか? 生徒さん:0点です。 私:なんでそんなやり方しちゃったの? 生徒さん:英語が嫌いだから、逃げたかったんだと思います。 私:正解。授業の時点で懸念してたよ。だから塾でやりなって言ったんだよ。 というように、 「体裁なぞり学習法」と「アリバイ確保学習法」がさく裂しているのがお分かりになると思います。 【対症療法と原因療法】 実は、私にはもう一つ選択肢がありました。 それは、数学と英語のテスト前日に、親御さんに連絡をして本人に塾に来てもらうよう伝えて頂いて、私の監視の下で英語の学習を行ってもらうという選択肢です。 それを敢えてやらなかったのは、やはり「生徒さんが自分の行動を振り返る材料」を提示しかったからです。 今回のテスト限定で言えば、もう一つの選択肢を採った方が、幾分か加点ができたと思います。 しかしそれは短期的な対処療法に過ぎず、先にはつながっていきにくいと思うのです。 たしかに、次回この生徒さんが今回の経験を活かして「体裁なぞり学習法」と「アリバイ確保学習法」を自覚して、意識的に抑え込めるかの保証はありません。 ですが、塾に来させる選択をとると、素の状態で「体裁なぞり学習法」と「アリバイ確保学習法」を実施してしまう状態が隠れてしまい、温存されることになります。 今回のように、自身の行動とその結果をきっちりと確認してもらい、経験として蓄積してもらった方が、本人の意識を変化させるという意味で、根治を目指す原因治療に寄与する確率は高いはずです。 「体裁なぞり学習法」と「アリバイ確保学習法」を行っている段階で『上手な勉強法が分かる』と思っている状態よりは、『上手な勉強法が分からない』と感じている方が変化の余白があるという意味で良い状態だと思う訳です。 【上手な勉強の仕方は世に溢れているのに7割以上の中学生は分からない理由】 そもそも、『上手な勉強の仕方』とはなんでしょうか。 自分の経験を振り返ってみて、勉強の仕方を習った覚えはありません。 覚える/理解するという2点に置いて、普通に考えてこうした方が良いな、ということを試してみて、改善点があったら変更して効果を見てみる。 こういうことを繰り返して『勉強の仕方』が作られていくのではないでしょうか。 この『上手な勉強の仕方』は、書籍やネットに情報があふれています。 ですが、7割以上の中学生が「上手な勉強の仕方が分からない」訳です。 私自身の考えでは、「目的を考えたら普通こういうことするよね」っという意味で勉強法はあります。 それは、巷にあふれる『上手な勉強法の仕方』とたぶん似たようなものになります。 何が言いかと言うと、「入試や定期テストで得点を取る」ということを大前提として目的にセットできれば、おのずと勉強法は固まってくるということです。 多くの子どもたちは「体裁なぞり学習法」や「アリバイ確保学習法」を採用していますが、「入試や定期テストで得点を取る」に目的がセットされていないのは明白です。 この状態の子ども達に『上手な勉強の仕方』を一生懸命訴えてみても、毎日外食生活の人に、効率的な自炊の方法を一生懸命説明してるようなもんです。 だから、「入試や定期テストで得点を取る」へ子ども達の目的意識を変化させていくアプローチが必要だと思います。 「面倒だけど節約にもなるし、自炊やってみようかな」って状態に、まずはなってもらわないと話が始まらないということです。 【「上手な勉強法が分からない」に対して大人がどうアプローチするのかのまとめ】 まとめます。 「上手な勉強の仕方が分からない」という状態は「上手な勉強の仕方」への改善の余白がある状態と言えるため、むしろ健全である。 だが、「上手な勉強の仕方」へ改善していく流れを作るためには、大人のサポートがあった方が良い。 なぜなら、多くの子ども達にとって勉強とは「不快」であり、子ども達は「快」を求めているため、「体裁なぞり学習法」や「アリバイ確保学習法」へと妥協をしやすいからである。 「入試や定期テストで得点を取る」という目的を意識させ、その上で勉強の仕方を見つめ直す機会をできるだけ提供することが、大人ができるサポートだと思われる。 【守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について】 名古屋市守山区にある<プロ講師が教える個別指導塾>「守山個別塾ーモリコベ!ー」のブログです。 瀬戸街道の城下交差点から東へ50メートル。小幡・苗代・廿軒家・千代田橋学区などが主な通塾エリアになります。地元高校生の指導も行っています。 随時、無料体験授業を実施しております。小学生(4年生から)、中学生、高校生(英語・現代文・古文・漢文)に指導を提供しておりますので、ご興味の方は是非ご利用下さい。 ☆HPの確認は下記ボタンをクリック ☆教室の場所の確認は下記ボタンをクリック ☆無料体験授業、その他お問い合わせは下記ボタンをクリック
- 中学生指導:「分かってる」を「分かってない」に変えるのが大事
目次 中学生でも自分を客観的に把握できる子は少ない 中学生理科の例 中学生英語の例 小学生や中学生の指導において、「分からない」を「分かる」に変えるより、「分かってる」を「分かってない」変える方が順番が先 一方で小学生や中学生にとっては”ショック”で”嫌なこと” 現状認識の精度を上げるには”希望的観測バイアス”を制御していく必要がある "希望的観測バイアス"とは 対処方法は 自分のバイアスについて認知する データや数字を根拠とする 成績を上げるには、”勉強”から一歩深ぼって対策をしていく必要がある 守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について 【中学生でも自分を客観的に把握できる子は少ない】 「分からない」が「分かる」からやる気がでる、的な塾のキャッチフレーズ多いですよね。 全くの嘘っぱちとは思わないですが、それより大事なのは「分かってる」を「分かってない」に変えることだと思っています。 それは、中学生でも「分かってる」と「分かってない」を判断できる子が少ないからです。 中学生理科の例 実際に最近あったやりとりを具体例として紹介します。 講師「力のつり合う条件は整理できましたか?」 生徒「分かった!」 講師「では基本の確認をしましょう。力がつり合う条件は?」 生徒「同じ!」 講師「何が同じでしょうか?」 生徒「力が!」 講師「力の何が同じでしょうか?」 生徒「・・・重力?」 講師「・・・では、目線を変えましょう。同じという言葉は一つのものに対しては成立しない言葉です。二つ以上のものがあって、AとB、AとBとCが同じ、という使い方をするのが「同じ」という言葉の意味です。その上で、何と何が”同じ”になりますか?」 生徒「・・・重力・・・と、力・・・?」 だいたい、この生徒さんがどのように”理解”をしていたのか、お分かりになると思います。 『力がつり合う条件=同じ』、です。 本来、力がつり合う条件は「二つの力が一直線上で、逆向きで、大きさが同じ」となります。 細かい理解を自分で行わずに、「同じ」という言葉に”白紙委任”してしまっているのです。 ただ、生徒さんに「楽をしよう」などの悪気がある訳ではないです。 見ていると、脳の作用として色々とごちゃついたものを削ぎ落として、シンプルなものにして認識しようとしていると、感じます。 中学生英語の例 ちょっとした理解が必要となる知識だけでなく、単なる暗記事項に対しても、「分かってる」の誤認は起きます。 こちらも、最近あった中学生の英単語の例を紹介します。 講師「この教科書本文プリントの中で分からない単語を全てマーカーで引いていって下さい」 生徒「はい。・・・できました。」 講師「・・・(さっと全体を見て「誤認発生のリスク」を測定しています)。peopleに線がないですが、意味は分かりますか?」 生徒「・・・分かりません。」 講師「(peopleに線を引く)では、reallyの意味は分かりますか?」 生徒「はい!」 講師「では、意味を教えて下さい」 生徒「・・・えっ、と・・・」 講師「(reallyに線を引く)0.5秒で答えが出てこないものはテストで使えません。理解してない、覚えてないという分類に入れて下さい。」 こういったやりとりを続けて、結局、生徒さんが「分かってる」と判断した単語の内、講師が「分かってない」と判断した単語は何十にもなりました。 【小学生や中学生の指導において、「分からない」を「分かる」に変えるより、「分かってる」を「分かってない」に変える方が順番が先】 当然ですが、「分かってる」「分かってない」の現状認識がずれれば、ターゲットとなる知識に正しくアプローチできません。 「分かってない」のに放置されてしまい、テストや入試で『できない』という現象として出現します。 「分からない」を「分かる」に変えることも当然必要なのですが、その前に現状認識を正しくできるようにならないといけないという事です。 これができていない内の勉強というのは、〈穴だらけの投網を投げているようなもの〉です。 きちんと自分が「分からない」知識を精度高く洗い出した上で、「分かる」に変えていく必要があるということです。 【一方で小学生や中学生にとっては”ショック”で”嫌なこと”】 想像してみると分かりますが、講師により「分かってる」が「分かってない」に次々と変えられていくのは、生徒さんにとって少なからずショックだし嫌な気持ちになると思います。〈オセロで相手方に次々ひっくり返されていく感じ〉かもしれません。「うわっ、こっから巻き返すの、大変だぞ・・・」と思うでしょう。 だからといって、ここにメスを入れなければ、試合(テストや入試)に負けます。 現状認識の精度を高めていかなければ、結果も変わっていかない訳で、「成績を上げる」ことを塾の仕事と定義している学習塾の場合、ここは避けて通れないです。 講師「何か質問ありますか?」 生徒「ないです。」 講師「では、次にいきましょう。」 楽です。講師も生徒さんも。優しい空間ですね。 講師「何か質問ありますか?」 生徒「ないです。」 講師「本当ですか?では、これを説明してください」 生徒「えっ・・・と、あれ?」 講師「では、今度はこちらを」 生徒「〇〇です!」 講師「うーん、違いますね。では、こっちは?」 生徒「・・・・・・分からないです」 お互い、大変ですね。〈わざわざ寝た子を起こさなくても・・・〉と思う講師さんもいるでしょう。 しかし、繰り返しになりますが、私は成績アップのための重要なプロセスと考えています。 【現状認識の精度を上げるには”希望的観測バイアス”を制御していく必要がある】 私の感覚になりますが、通知表3以下の子は、この現状認識の精度が一定レベルに達してないことが多いと感じます。 正しい認識の阻害に、"希望的観測バイアス"が強く働いていると現場で感じます。 "希望的観測バイアス"とは 根拠の無い自分の主張を、正しい推論だと都合の良い方向に考える心理的傾向です。 心理的傾向のため、無意識化で作用をしています。 よって、生徒さんに悪気がある訳ではなく、生物の仕組みと考えています。 対処方法は 以下が一般的な対処方法です。 自分のバイアスについて認知する 批判的に物事を見る 人の意見に耳を傾ける 固定観念の原因を考える 過去の成功例を当てにしすぎない データや数字を根拠にする この6つの中で、私は1と6の対処方法を指導の中に組み込んで、生徒さんにトレーニングしてもらっています。 自分のバイアスについて認知する 具体例で挙げた類の事を日々繰り返し行います。希望的観測バイアスを認知できていない状態なので、こちらで指摘をして判断と結果が異なっていたという状況をたくさん作っていきます。 こういうやりとりを続けていくと、生徒さん自身にも(理解したつもりだけど、分かっていない部分があるんじゃないか・・・)という気持ちが芽生えてきます。 結果、こちらの「理解できましたか?」という確認に対して、「分かった・・・つもり」というような発言に変化してきます。 データや数字を根拠とする 全ての知識についてこちらで確認をとることは現実的ではありません。最終的には生徒さんが自分で精度高く判断できる必要があります。 ですので、バイアスの認知ができてきた状態で、理解度を精度高く測定するための「実践」を伝えます。 「実践」とはなにか。簡単です。『自問自答』です。 「分かってる」「分かってない」の判断ではなく、『問題形式で自分に知識を問うて、すっと答えられるか否か』で判断するということです。 今回の具体例でいくと、理科の例のような”理解が必要な知識”であれば、『自分が先生として他人に教えらえるか』、英単語の訳の例のような”断片的な知識”であれば、『訳を直ぐに引き出せたか』という形で「実践」をしてもらうことになります。 【成績を上げるには、”勉強”から一歩深ぼって対策をしていく必要がある】 このように、勉強も細かく見て行けば、認知の一種であると言えます。 「勉強のやり方」と良く言いますが、型をマネするだけだと効果は薄いと感じています。 そのやり方が何をコントロールしようとしているのかと、どうしてもその部分をコントロールする必要があるのかを理解しておくことが大事だと思います。 今回で言えば、下記になります。 勉強のやり方 「分かっている」「分かってない」の判断は、自問自答の結果により判断を下す。 コントロール対象 希望的観測バイアス なぜ希望的観測バイアスをコントロールするのか 生物の仕組みとして無意識化で自分の都合の良いように判断する傾向が存在し、自身の理解に関して誤認が起きると、対象の知識の獲得ができないリスクが高まり、テストや入試で結果につながりにくいから。 【守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について】 名古屋市守山区にある<プロ講師が教える個別指導塾>「守山個別塾ーモリコベ!ー」のブログです。 瀬戸街道の城下交差点から東へ50メートル。小幡・苗代・廿軒家・千代田橋学区などが主な通塾エリアになります。地元高校生の指導も行っています。 随時、無料体験授業を実施しております。小学生(4年生から)、中学生、高校生(英語・現代文・古文・漢文)に指導を提供しておりますので、ご興味の方は是非ご利用下さい。 ☆HPの確認は下記ボタンをクリック ☆教室の場所の確認は下記ボタンをクリック ☆無料体験授業、その他お問い合わせは下記ボタンをクリック
- 学校は「体裁」を重視する。塾にとって「体裁」は成績向上の阻害要因。
目次 生徒の間違えた問題の訂正のやり方 塾は成績向上のためひとつのアクション毎に意味を求めて欲しいと考える 生徒さんは思考停止で行動することに慣れてしまっている よって”意味があること”という縛りを設けると行動が考えられない 塾から見て学力面を重視するなら「意味志向」がおすすめ 守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について 【生徒の間違えた問題の訂正のやり方】 授業中、生徒の丸付けを見ていたときの話しです。 私「・・・いや、その問題、丸じゃなくてバツだよ」 生徒『・・・?』 私「また、やり過ごし期間が過ぎて戻ってきてるよ」 生徒『・・・?』 私「・・・アルファベット。これってなんて書いてあるの?」 生徒『yです』 私「iに見えるよ。テキストの文字と比べて、yとiどっちが近いかってなったらiでしょ。あと、このrとsも判読不能だね」 ここで、生徒さんはノートにバツと打ち直します。 そして、”その問題の回答である文全体”を赤で書きました。 私「???」 【塾は成績向上のためひとつのアクション毎に意味を求めて欲しいと考える】 私「・・・ねぇ。」 生徒『はい。』 私「これって、何か意味あるのかな?」 生徒『はい?』 私「いや、この訂正だけど。何か意味あるのかな?」 生徒『・・・(は?こいつ何言ってんだ?)』 私「いやね、何が原因でこの問題をバツに訂正したの?」 生徒『アルファベットです』 私「そう。正確には3つのアルファベットが他のアルファベットと誤認されてテストでバツとなる危険性があるからだよね。それで、なんで文全体を赤で書いたの?どういう意図があったの?」 生徒『・・・(意図とか、何?こいつ、頭おかしいわ)』 私「いや、ね。あなた今この訂正で30文字ぐらいアルファベットを書いたよね。これさぁ、yとrとsを、それぞれ10回ずつぐらい練習する方が、意味があると思わない?」 生徒『・・・はぁ、まぁ。』 私「だって、同じ労力で「できなかった事」にアプローチできるから、少なくとも課題への改善効果はある訳じゃん。そっちの方があなたもハッピーだし、私もハッピーだし、文房具メーカーさんも意味のあることに使ってもらえてハッピーだし、地球も限りある資源を意味のあることに使ってもらえてハッピーじゃない?」 生徒『・・・はい。』 私「ひとつのアクションごとに意味を考えて動かないと、無意味を重ねるだけだよ。0はどれだけ積んでも0だよ」 【生徒さんは思考停止で行動することに慣れてしまっている】 塾で働いていれば「あるある」な生徒さんムーブではあるんです。 こういう無意味なことの積み重ねで『1時間やった!』とか『今日は3時間頑張った!』という”勉強”が錬成されているかもしれないと考えると、恐ろしいです。 なんか、こう、流れるようにその「直し」をするんですよ。 「テンプレ」があるかのように。 思考停止、どころか「一切の思考の介在の余地なし」という佇まいを感じます。 ・・・正答できなかった原因だけ修正すれば良いと思うんですけどね。 どこでこれ習ったのかなぁ、と考えると、やっぱり学校なのかな、と思います。 例えばワークをこういった状態で提出しなさい、というような指示があると思うんです。 誤答の原因は個別具体ですから、「こういう時はこうしなさい」という指示を網羅的に出すのは無理ですよね。 かといって、「間違えた原因をはっきりさせて、その原因に対して改善するための正しい知識を赤字で書いた上で提出しなさい」という抽象度の高い指示では、できない子が大量発生するのは想像に難くないです。 また、提出物の評価軸自体の抽象度も高くなるので、評価者の主観が介在しやすくなりますし、なにより直しが入っている問題に対して、「何が原因で間違いが発生して、そこに対して適切にアプローチができているか」という塾みたいなチェックをしないといけなくなるので、現実的ではないのは十二分に分かります。 だから、ある特定の”状態”を、”直し”として指示をするという形にならざるを得ないのかと。 一方で、「抜けている知識・誤認している知識を発見し、正しい内容をインプットする・訂正する」という「塾的にやって欲しい直し」を妨げる要因になってしまっている気もしています。 【よって”意味があること”という縛りを設けると行動が考えられない】 同じ授業内での会話です。 私「模試の成績も考えると内申をもう少しあげておかないと、受験は苦しくなるかな。どうしたらいいと思う?・・・いや、違うな。その見通しも踏まえて、あなたは”どうしたい”? 」 生徒『・・・国語を上げたいです。』 私「ふむ。英語と数学を外した理由は?」 生徒『・・・現状英語と数学はあげられる気がしないです。』 私「なるほど。では、国語を上げるために、何をしたらよいと思いますか?」 生徒『・・・分からないです。』 私「少し考える時間をとりましょうか。良く考えてみて下さい。」 私「・・・どうですか?考えはまとまりましたか?」 生徒『・・・何もないです。』 私「では、ここで確認です。私が成績をあげるためにあなたに「こうこうこういったことをしてください」と指示したら、成績を上げるためと思って意欲的にやれますか?」 生徒『・・・』 私「そうですよね。分かってます。あくまで確認です。でも、困りましたね。何をやるかが見えてなければ行動できませんし、点数は変化しませんもんね。」 生徒『・・・』 私「では、アドバイスという形にしましょう。中間テストの問題と自分の答案を照らし合わせてみると、どういった類の問題/どこからの出題の問題、という区分でどれだけ失点したかを計算できるのではないですか?その失点の内、次回以降のテストで、どの類の問題を加点部に変えるかを考えて、やることを決めるのはどうでしょうか? 一つ、具体例を言いますね。中間テストの際は朝学の範囲を勉強せずにテストを受けたので、その部分で加点が見込めるはずです。中間テストの際に私がほぼ毎日注意喚起をしていた朝学範囲が取れていればそれだけで通知表は一つ上の水準に届いたはずですが、やらなかったので現状ではもう少し加点が必要です。 ・・・あくまでアドバイスですから、やるも、やらないも、あなた次第です。来週の授業で、どう考えて、何をやったかを聞きますので、準備をしておいてください。」 生徒『・・・はい』 【塾から見て学力面を重視するなら「意味志向」がおすすめ】 最後の内容は少し余談気味ではありますが、このように多くの生徒さんは、勉強とは「体裁」を整える作業と捉えている節があります。 「何を覚えたか・理解したか」ではなく「時間」で区切ったりするのもそうです。 だいたいの生徒さんは「がんばろうと思う」と言うのですが、行動のひとつひとつは「極力単純化されたもの」として実行されています。 これでは、成績は上がりませんね。 でも、「染みついっちゃってる」というか「無意識にやっちゃってる」というか、それぐらい強固な定着を見ていてい感じます。 たぶん、周りが何も意識せずにお子さんに接していると、今の世の中の仕組み的にこうなっちゃうんだと思います。 体裁を整えることも必要です。これは間違いないですし、教育として子どもたちへ伝えていかなくてはならないと思います。 一方で、”意味”を求める頭も、もっていないといけないんですよね。 これは、割と低年齢から、意味を考えさせているかどうかが大きいと思います。 塾屋の意見として、「意味志向」のお子さんは学力的に優位に立ちやすいと思います。 そして、おそらく、就業後のパフォーマンスにおいてもそれは同じだろうと思います。 ただ、「協調性」は少し下がるかもしれません。 塾としては、成績向上を果たすために「意味志向」へと修正を試みていきますが、やはりその子自身のこれまでの考え方が根強く存在します。 無意識レベルで定着しているものなので、中々簡単に変わるものではないんですよね。 ですので、学習面で苦労を減らしたいとお考えの保護者様は、早目早目に「意味志向」を育てる方針を立てておくとよいと思います。 【守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について】 名古屋市守山区にある<プロ講師が教える個別指導塾>「守山個別塾ーモリコベ!ー」のブログです。 瀬戸街道の城下交差点から東へ50メートル。小幡・苗代・廿軒家・千代田橋学区などが主な通塾エリアになります。地元高校生の指導も行っています。 随時、無料体験授業を実施しております。小学生(4年生から)、中学生、高校生(英語・現代文・古文・漢文)に指導を提供しておりますので、ご興味の方は是非ご利用下さい。 ☆HPの確認は下記ボタンをクリック ☆教室の場所の確認は下記ボタンをクリック ☆無料体験授業、その他お問い合わせは下記ボタンをクリック











